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カレンダーができるまで
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印刷・製本

  • 用紙の調達

    カレンダーのサイズは様々あり、まずは大きな規格サイズの用紙に印刷して、その後それぞれのカレンダーのサイズに断裁します。用紙はできるだけ大量に用意して工場内で保管しています。サイズは主に四六全版(788mm×1091mm)や菊全版(636mm×939mm)と言われる規格サイズ。カレンダーの種類が多いので、多様な種類の用紙が必要になります。

  • 印刷

    印刷機に版と用紙をセットして印刷します。印刷後はズレや汚れがないか、色が合っているかなど、入念なチェックを行います。多様なロットや幅広いサイズに対応できるオフセット印刷機を揃え、自社はもちろん協力会社とも連携して高い生産能力を維持しています。 機械によって用紙の対応サイズや印刷可能なインク数が違うので、カレンダーの仕様で印刷機を使い分けます。

    STAFF VOICE

    どんな時も高品質の印刷を

    カレンダーは表紙も入れて13枚の紙がセットになっているので、1枚の失敗が13枚の失敗になってしまうということを肝に銘じて日々業務にあたっています。気温や湿度で紙やインクの状態は微妙に変わるので、同じ色合い・品質を保つために細かい調整を繰り返しながら、かなり気を遣って印刷しています。

  • 断裁

    印刷を終えた大きな一枚の用紙には複数の月が印刷されています。それをカレンダーの指定サイズにカットするのが「断裁」です。断裁機には紙揃え機が連結されており、紙揃え機でエアーと振動を加えて紙の端をきれいに揃えたら、そのまま断裁機へとスライドして断裁します。工場内はムダを省いた効率の良い作業動線が考えられています。

  • 丁合

    断裁後の用紙を、表紙から1月、2月、3月…12月まで順に一枚ずつ並べて1つのセットにするのが「丁合(ちょうあい)」と呼ばれる作業です。落丁や乱丁を防ぐため、丁合機には検知装置がついており、流れていく用紙のバーコードを検知装置が順に読み取ることで、落丁や乱丁を発見できるようになっています。

  • 製本

    丁合したカレンダーを製本機で綴じます。ホットメルト製本は壁掛けカレンダーの一般的な製本方法で、上部に複数の穴を開けて樹脂製の接着剤を流し込み、ヘッダーと呼ばれる厚紙で挟み込む製本方法です。ホットメルト製本機では、ミシン目入れ→ホットメルト製本→吊り穴開けを一連で行い、さらに厚み検知器で用紙の2枚取りや抜けも検知しています。