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カレンダーができるまで
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企画・デザイン・校正・製版

  • 企画

    使う人のことを一番に考え、世の中の多様なニーズに応えるカレンダーを企画・立案しています。紙の種類や製本方法など、使い心地を左右するあらゆる要素を熟考し、既存商品のリニューアルや新商品の開発を行っています。ユニバーサルデザインや環境に配慮したカレンダーなども手掛け、時代に合わせて長く使い続けていただけるカレンダーを企画しています。

  • デザイン

    カレンダーとして見やすく使いやすいことを目指してデザインを行っています。「玉(日付の文字のこと)」の配置や見え方には特にこだわり、シビアに微調整を繰り返します。名入れカレンダーの核となる名入れ部分が引き立つよう、全体のバランスを考慮しながら、イラストや写真も効果的に使用してデザインしています。

    STAFF VOICE

    デザインのインプットを大切に

    カレンダーに限らず、街で見かけるさまざまな印刷物からのインプットを大切にしています。今まで販促物としてカレンダーを選ばなかったお客様に「このカレンダーなら」と思ってもらえるカレンダーを作りたいですね。デザインの力で販促カレンダーの可能性を広げていきたいと思っています。

  • データ作成

    デザインが決定したら、Illustratorというソフトを使用して12ヶ月分のカレンダーの版下データ(印刷用の版に出力するデータ)を作成します。暦は毎年変わるものであり、正確でなければなりません。2〜3ヶ月かけて精度の高い暦情報を作成し、日本カレンダー暦文化振興協会が監修した暦原本と照合して、正確なカレンダーを作成しています。

  • 校正

    カレンダーは暮らしや社会に直結しており、間違いは許されません。日付、暦注(二十四節気や六曜などの情報)、行事などに誤りや不備がないかを入念にチェックするのが「校正」です。最低でも5名は校正するようにし、データの管理やチェック体制においても漏れがないように、常に改善を重ねながら仕組みを整えています。

  • 製版

    印刷するために必要な「版」と呼ばれるアルミ製の薄い板に、文字や絵柄を焼き付けることを「製版」と言います。厳しい校正を経て校了(印刷しても良い状態と判断すること)した版下データを、専用のソフトを使って版に出力します。出力された版は、データと相違がないか、キズや汚れがないかなど、しっかり検版を行います。