社長メッセージ
カレンダーの歴史は
にしばたの歴史です。
部屋の片隅で、今日という日の意味を告げ続けるカレンダー。その歴史は、私たち「にしばた」の足跡そのものです。約150年の歩みを振り返ると、辿り着くのは江戸時代。当時の暦は日付とともに吉兆を示すものとして藩の管理下に置かれていました。中でも伊勢暦は江戸時代の代表的な暦として人々の信頼を集めましたが、西端家はこの伊勢暦の出版を福井藩主 松平家から託されたのです。大工として松平家に出入りを許されていた西端家が、「にしばた」としてカレンダー業の幕を開けた瞬間でした。
それから長い時を経て業界トップシェアを占めるに至った今も、創業時の精神は変わりません。大切なのは、お客様の「信頼」に応えるため、責任を持って暦を作り続けること。その意思は、企画・開発から、製造・販売・物流まで一括管理する独自のシステムにも表れています。