カレンダーができるまで
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名入れ印刷
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名入れデータ
作成社名や電話番号といった企業情報を完成したカレンダーの上から印刷するための、版下データを作成します。全国からカレンダーの名入れ注文が入るにしばたでは、1シーズンの受注件数は約60,000件、多い日は1日で1,000件近くの製版を行うこともあるため、DTPソフトの自動化ツールを効果的に使うなどして効率化を図っています。
STAFF VOICE
限られたスペースの中で、いかに目立たせるか
お客様が目立たせたいものを、どんな優先順位でどのように強調するかを常に考えています。文字を太くしたりフォントを変えたりしながらメリハリをつけ、パッと見た時に目立つように気を配っています。限られたスペースの中でどれだけうまく目立たせられるか、カレンダー全体のバランスも大切にしています。
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製版
名入れ印刷用の版下データを製版します。一枚の版に複数の企業の情報が並んで出力されるので、断裁機を使って1社ごとにカットし、原稿通りに出力されているか、版に傷がないかなどを入念に確認します。注文のピーク時には膨大な数の製版を行うため、版の出力・校正・管理など細かいセクションに分けて担当者をつけ、スムーズに業務を行えるよう工夫しています。
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名入れ印刷
SOP印刷機でカレンダーに名入れをします。一定のリズムで繰り返し動く印刷ユニットにタイミングを合わせて、カレンダー用紙を一枚ずつ手でめくって印刷しています。にしばたは57台のSOP印刷機を保有し、1台につき1日1,000冊程度の名入れが可能で、その生産能力は業界トップクラス。大口・多色刷の名入れ印刷は、高速オフセット印刷機にて対応します。
STAFF VOICE
名入れ印刷は職人技
SOP印刷機での名入れ印刷には熟練の技術が必要です。特にコート紙のカレンダーは上質紙のカレンダーに比べて印刷が難しく、インクが裏うつりしやすかったり、めくりじわが付きやすかったりします。紙によって力加減を調整する必要もあり、経験を積んで感覚を身につけています。